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最終更新日2009年09月10日


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measure to born.

林測量技術コンサルタント(株)
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今は使わなくなった測量器。新しい物はウェブで検索すると見る事が出来るけど、古いものは探しても中々有りません。
カメラのLeicaは買えなかったけれど、仕事に使うのだからと
現在、弊社で使用している機材は全てLeica製。ほとんどの機材が国産の同スペックのものと比べ1.5倍以上の価格である。
費用対効果から考えると「???」だけど信頼性は高いし作業終了後の疲れが違う。(と思う)
国産の器械と違いどれをとっても品質が同一。(当然!?) 国産の器械は「すぺしゃる?チューン」
されている機械を検定に持ち込んで認定を受けると言う噂。あくまでもウワサですよ。嘘か本当かは分からないけどね。
当たり前だけど機械の使い勝手は国産の方がはるかに良く
アチャラ製の器械に埋め込まれてあるプログラムには、何時も泣かされる。使えない。
事実、検定が通らないものまで存在する。

ココで紹介する器械は完全電子化され始める前までの器械なので光学レンズ勝負。(一部電子化されている器械もあり)
カメラでも有名なメーカーが作っているがカメラとは目指すコンセプトが違う。
(<良いカメラメーカー≠良い測量器メーカー>なのです。)
発売年代順になっていません。というか買った順番もわからなくなりました。

CARL ZEISS Theodolite th-2
(カールツアイス セオドライト th-2)
国土地理院1級登録機種
2軸式、バーニア読み。

Made in West Germany表記なので、大戦後の器械。
しかしレンズはJenaの物が入っている。(と玉屋から聞いた記憶がある。)
大昔に玉屋(現在もカールツアイスの測量器を扱っている)から購入。

玉屋は日本ではじめて光学距離計を作成した会社。
もともとはカメラ用ではなく大砲の照準器用のもの。
大砲って適当に勝手に撃っていたのではないのね。
(測量の機械は軍事転用が多い。)

とにかく重くて移動が大変。バーニアなので作業が進まない。
機械を指定される事もあるので、保管はしているが
記憶が確かならば18年は全く使っていない。
ケースにゴムのパッキンが入っているので、乾燥剤を入れて保管が効く。
でも使わないんだろうなぁ。この先も、、、

WILD Theodolite T2
(ウイルド セオドライト T2)
国土地理院1級登録機種
2軸式、バーニア読み。

ウイルドヘルブルグ(現 ライカジオシステムズ)から購入。
購入当事の営業の方は現在ライカジオシステムズの取締役になっていました。
国土地理院が良く指定してくる器械。(今は後継機の指定が多い)
最高に重くて非常に作業効率が最悪となる。。。
砲弾のような金属のケースの外側にオレンジ色のバカでかいケースで持ち運ぶ。

発売当事は高級外車並みの値段。
高所作業の際に人が落ちても機械は落とすな!とよく言っていた。(←少し本気)

この頃の器械はレンズを手で研磨しているので、真円(球)でない。
ほんの少しの歪みや素材のムラなどがあり
レンズをバラすと日本では認定修理技師でも元の精度に戻す事が出来ない。
レンズ銅鏡内掃除となると本国送り。最低半年は帰ってこない。
もちろん現在では補修部品が無いので壊れる→置物となってしまう。
この機械を修理できる人が高齢なので亡くなる前に予備機を見つけて
オーバーホールに出したいと思っている。(出せるのか?)

WILD Theodolite T2
(ウイルド セオドライト T2)
国土地理院 測距儀 2級 中距離 登録機種

1980年製
(赤外線光波距離計って新しい技術なのです。)カメラにも応用されている。

シイベル機械(株)から購入。
T2の上に取り付けて距離を測る機械。
視準の軸と測距する光が出る軸(光軸という)が違うので
光が返ってこない事も多々あり。
夜の作業が多かったので目標となるターゲット(反射プリズム)の周りに
懐中電灯を改造して取り付けた簡易の点灯装置を作成。
これは凄く便利だった。後に純正のパーツで似たようなものが発売されていました。
(アイディアをパクられたのか?)

いつしか測距儀も器械内蔵型となり使われなくなり現在に至る。

K&E AutoRenger(K&E オートレンジャー)
数年前まで取り扱っていた六桜商事(株)が倒産してしまったので詳細不明。

写真のオートレンジャーは1970年頃に購入した物。
確か家が変えるくらいの金額だった。
大手測量会社の方たちやら、国土地理院の方もうちに見に来ていた。
当事は距離を測るものは鋼巻尺しかなく
鋼巻尺以前は「チェーン」で測っていた。

ちなみに単位の「チェーン」は、その本物のチェーンの長さの事。
1chain=20.1168m=100Link  1Link=20.1168cm
アフリカ大陸のザンビア共和国で働いている同級生から
現地では未だに距離を測定するにチェーンを使用していると言っていた。
(恐ろしい国だ)

測量なので1リンク以下は切り上げるか切り下げるかなので
最大の誤差が10.0584cmもある事になる。
昔の日本もチェーンを使用し測量していた。誤差も大きかっただろう。
おおらかな人が多かったので、さほど問題にもならなかったのかもしれない。

このオートレンジャーの精度は現行のものと比べる事が出来ないほど悪い。
当事は上に書いたように10cm以下なら高精度だった。それも瞬時に測れる。
指標となる物を対象物に当てないで距離が出る事の不思議さは
当時考えられない物だった。

おりしも大阪万博の年でもあって近未来を予感させてくれる器械ではあったのだが
バッテリーが非常に大きく持ち運びが大変。
ちっこいバッテリーでどうにか動かないかと悪戦苦闘。
ストロボ用の大きいバッテリーを電圧下げて妙な自作の回路を作成し使用していました。
鋼巻尺でチマチマ計るよりは精度も良く作業が早いので重宝した。
WILD DI4Lを購入するまでの間は主力器械だった。

実はこの器械の事を良くは知りません。
WebMasterの生まれた次の年に購入しているので知るはずも有りません。
気がついたら倉庫にあって、使っていませんでした。
上に書いた事は古くから勤めている社員の方に聞きました。